2017.9.8 キングオブコント2017 準決勝2日目

 今日も今日とて行ってきました。最高の二日間のお祭りでした。

 僕なりの決勝予想書こうと思ったらもう出ちゃいましたのでまずそのナタリーの記事を。

natalie.mu

 

 もう最高の準決勝でしたよ。来年もできることなら行きたい。決勝進出メンバーに関してはまた後で振り返るとして、昨日と同様にコンビ名→仮タイトルで、気になったことはコメントを書き足していきたいと思います。

 

 

 

1 ビスケットブラザーズ キャバクラ

 

2 や団 気象予報士

 

3 パーパー ブランコ

 大爆発した昨日に比べれば、そこそこのウケ量で終わったので少し不安でしたが、貯金があったのでしっかり逃げ切った印象。2本目もう少し違うのにすれば優勝もありそう。ただ、日に日に露出が多くなっているのでネタをどんどんお茶の間に出さないといけないのはツラいかなー。ってか今の時代そこまでネタ番組ないからいいか。ネタパレとうまく付き合ってくれー!

 

4 クロスバー直撃 刑事

 1本目といい2本目といい毛色の違うネタを持ってくるのがいいですなー。このネタはメタ的というか正統派ではないのでこういう場ではハマると思って勝負に来たのか、それともただ楽しもうとしていたのか。とにかく楽しそうな二人が印象的でした。ただこれこそ、ギースのビフォーアフターのネタと同じ構造で、仕組みがわかった瞬間がピークになってたから「よく考えたなー発想がすごいなー」で終わっちゃったのが残念。

 

5 さらば青春の光 ぶどう畑

 さらばっぽくて良かったんだけど、ぶどうを全部グミに使ってるってのは最後まで引っ張れるほど力のあるワードだったのかなーとも。途中でコーラのグミ出すところとか好きでした。ここも貯金で逃げ切った感じかな。

 

6 わらふぢなるお コールセンター

 ボケの狂気っぷりが見事に炸裂していて、保留音を曲紹介するところとかめちゃくちゃ好き。キーボードを適当に打つボケの天丼がもっとウケてれば…って感じかな。おめでとうございます!

 

7 うしろシティ 弾き語り

 今日は悲鳴なし。うしろシティの世界観バッチリ会場にハマってました。

 

8 ラバーガール 足裏マッサージ

 ドシンドシンと静かにながらも決まっていくかっこよさ。落ち着いて見ていられた感じでした。圧巻。

 

9 トップリード 合コン

 設定的には違うだろうし、1日目のこと考えてないんだろうけど、もう開き直ったかのようにふざけたコントで最高でした。会場のウケの割に僕は大好きでした。

 

10 ロッチ 人間ポンプ

 

11 藤崎マーケット 病院

 

12 ニューヨーク 非常識

 もう屋敷のはっちゃけっぷりが最高すぎましたねー。あのジャンプしながら「非常識」っていうあたりからもう心ぐわっと掴まれて。一本目がもう少し良ければ決勝行けたと思うので、少し残念。でもこれからも屋敷ワールド全開のニューヨークのコントを楽しみにしていきたい!

 

13 カミナリ おじいちゃん

 

14 アキナ コンビニ店員

 今日のネタもいい感じの怖さがあって面白かったけど、これ地上波だったらマジの悲鳴出ちゃってうっとおしいやつじゃないか?それで三村が低い得点出しちゃうやつじゃない?真っ当に評価されることを切に願います。

 

15 アイロンヘッド テレパシー

 昨日のわらふぢなるおが脳裏によぎって、無意識にもそこと比較しちゃうわけだけど、そうなるとわらふぢの方が勝っちゃってしょうがないけど劣って見えちゃった。昨日のネタはかなり独創的で光ってた分ね。

 

16 やさしいズ 追試

 もうファンになっちゃいましたこの二日間で。ファンになっちゃうって上沼恵美子みたいなコメントだけど。このネタは、泣いちゃうところが笑いどころのピークになってたけど、1本目の出来があまりにも良かった分、期待しちゃった。いやー1本目だけでも決勝にあげてやってほしかった!

 

17 ゾフィー 飯

 面白かった!好き。こちょこちょされてるように笑いどころ来て最後まで面白かった。

 

18 うるとらブギーズ マリリンモンローゲーム

 アホみたいで面白かったです。ほぼ勢いだけみたいな感じだったけど、こういうネタ好き。ただ手が少ししか伸びないところのボケが少し弱くて、でもって1ボケの時間がどうしても長くなるから少し中だるみしてたかも。1本目良かったので、もう少し真面目にやってたら決勝あったかもね。

 

19 ジャングルポケット マフィア

 完全に昨日の貯金。ただ、昨日が完璧すぎたので文句なし。

 

20 ネルソンズ 自殺の引き留め

 有田ジェネレーションで勝負ネタとしてやってたネタ。2本とも平均して面白かったです。ただ大喜利羅列系なので後半になるにつれて、会場の期待度が高くなっていくのでそこがきつかったかも。もう少し後半強いワードあるか違う展開あればもっとはねた気が。

 

21 卯月 おじさん

 面白かったよ!行政!3分くらいのネタ尺だったらもっと綺麗に終えれたかもね。

 

22 Aマッソ 旅行代理店

 

23 だーりんず 面接

 だーりんずは昨日のネタもだけど、一気に気づかせてそこから笑いにつなげていくのが上手い!昨日だったら、父親がアイドルのプロデューサーってのを公表してからどんどん仕掛けていってたし、今日のだったら、会社が作ったマニュアル本だったのを公表してからかなりウケていったし。その裏切りの公表がハマんなければずっときついんだけど、2本ともうまくハマっていて面白かったです。

 

24 かまいたち 練習

 昨日がいまいちだったけど、今日のネタは面白かった!最後なんてしょうもない気もするけど、最後まで飽きずに楽しめたし。決勝選ばれたってことは昨日のネタの評価がそこまで低くなかったってことかな。今日の方が山内のいいところがちゃんと出ていました。

 

25 ダブルブッキング 旅館

 

26 にゃんこスター リズムフラフープ

 楽しすぎた!!最高で、愛おしかった。暗転から明けた時に昨日と同じ椅子あった瞬間から笑っちゃったしそこから安心して楽しく見ていられました。とにかくおめでとうございます。地上波で見られるのが楽しみ。

 

27 しずる 追試

 

28 ザ・ギース バー

 

29 ななまがり 妖怪

 ここだけ納得できない!2本ともめちゃめちゃ面白かったのに。特に今日のなんて遊び心たくさんあったし、見ている方の期待をどんどん上回るボケとツッコミで良かったのに。GAG状態にならずに面白ければ来年以降すぐあげてほしいです。

 

30 アンゲラー オオカミ女

 

31 ジャルジャル ネタ合わせ

 

32 チョコレートプラネット 手紙

 かなりこすられてるネタだったけど好きです。

 

33 GAG少年楽団 修学旅行

 もう最高です。2本目も完璧なネタ出したらこれで落とされるわけないと言えるくらい。京女の色気がオオカミ女とも被ってなんかテンション上がっちゃった。ツッコミ待ちの会場にがっつりハマるツッコミが響いてたの最高だったなー。おめでとうございますですよ。決勝はGAG包囲網かな。

 

34 相席スタート オフィス

 それなりにこすられてたネタだったけど、今回もちゃんとイオン出禁のくだりは大ウケでした。

 

35 犬の心 時間を止める

 

36 アンガールズ ナンパ

 

37 かもめんたる 芝居

 

38 モンスターエンジン 遭難

 

 

 

 ということで自分のウケ量的な感覚で並べると

GAG少年楽団

ななまがり

やさしいズ

さらば青春の光

パーパー

ゾフィー

うるとらブギーズ

ジャングルポケット

卯月

ニューヨーク

 

になり、決勝進出者はこのうち 赤字のコンビ。その他の決勝進出コンビは

わらふぢなるお

にゃんこスター

かまいたち

アキナ

アンガールズ

 

 にゃんこスターの大ファンになったので、決勝に行ってくれてすごい嬉しかったな。最高!他にも去年よりもガチ感が強まった気がする。やっぱりネタ2本だと誤魔化せなくなるのかな。

 GAGがかなり強いと思うのでそこ中心にどう他のコンビがやるか。にゃんこスターはどこまで自由にやれるか。楽しみ!どのコンビも面白いから今年の地上波も楽しみ!女子大生みたいな観客じゃなくてお笑いファンも少しでいいから入れてほしいなってことで結び。

2017.9.7 キングオブコント2017 準決勝1日目

 赤坂BRITZへ。初めての会場だけど、かなりいいサイズ感の会場でした。ってことで、とりあえず各コンビのタイトルと気になるところにはミニコメントを。コンビ名→仮タイトルの順。

 

 

 

1 ネルソンズ 新幹線

 

2 犬の心 弁当

 

3 ゾフィー 論破

 初めて名前聞いたけど、面白かったなー!展開は新鮮味のあるわけじゃないけど、「論破」一つのフレーズで最後までウケ続けたの素晴らしかった。

 

4 うるとらブギーズ プロポーズ

 ここもウケた!構造がわかってからの「お前踊るだろ」からの男の逆転まで全部ハマってて最高だった。いやー面白かった。

 

5 ななまがり バッティングセンター

 

6 チョコレートプラネット 獄中

 少し期待外れだったかなー絶対ハードル上げすぎたのあるだろうけど。小道具でケーキ切るところとか他にも妙に小道具が作り込まれているの面白かったけど!でも三年前のポテチのネタ知ってるとなー…。

 

7 にゃんこスター 縄跳びアイドル

 すごく楽しいネタだった。みんなで楽しんで笑えた感じ。一般受け良さそうだし、2本目ちゃんとあれば行きそうな気も。ってかここは二人ともフリーの男女コンビなんだねー。普通に面白かった。

 

8 モンスターエンジン 有り余った力

 

9 ダーリンズ アイドルオタク

 

10 かもめんたる 嘘

 

11 かまいたち ウェットスーツ

 

12 Aマッソ 手タレ

 手タレというパワーワードに全く負けることなく、最後まで面白かった!だいぶ経った後にマネージャーの熱心さにツッコむタイプのボケ大好きです。そういえばって気づかされて笑っちゃう感じ。

 

13 卯月 募金

 

14 しずる 立てこもり

 

15 GAG少年楽団 幼馴染

 噂では何回も聞いてたけど、このクオリティ何回も叩き出して決勝上がれないの可哀想。噂通り面白かったです。あと、会場全体がGAGを応援している感じもあってよかった。

 

16 ザ・ギース 焼肉屋

 面白かった。でも前回決勝上がった時のビフォーアフターのネタがよぎるものがあって、構造がわかった瞬間はどこにも負けないと思うんだけど、わかってからそこを超えるようなボケがあんまりないから尻すぼみする感じの印象を受けちゃった。ギースらしくてカッコよかったけど!

 

17 ダブルブッキング 芸人体操

 

18 ジャルジャル 万引きGメン 89

 

19 アンガールズ 元彼と旦那

 

20 ジャングルポケット エレベーター

 僕個人的にジャンポケ好きじゃないんですよ。でもすごい面白かった。いつもいつも綺麗に3人が引き立つようなうまいコントしやがるのが腹立ちますねー!斎藤がうるさいイメージとかに邪魔されてるかもしれないけど、本当にうまいコントしてて面白かった。これは当確でしょうよほど転けなければ。後半の展開も全部ハマってたし本当にずるい。ジャンポケ最高だったおかげで、のちのトップリードの同じようなボケの部分もはまらずそのまま終わってしまうという悲劇も。まあそれほどジャンポケの影響ないだろうけどね。

 

21 やさしいズ 親子

 最高でした。ぜひ決勝へ。個人的今日のベストかも。

 

22 カミナリ 道徳の授業参観

 いや面白かったんですけど、やっぱりツッコミが漫才ですよねーっていう。漫才だと流れ断ち切ってつっこんで、もう一回ってことで仕切り直すことに違和感がないんですけど、コントだといちいち流れ断ち切ってるのが如実に見えちゃってテンポがどうしても悪く感じられちゃったなー。たくみくんの特徴的なツッコミはちゃんとハマってたのでそこは問題じゃないんですけど、そのあとのコントに戻す小さめの誘導ツッコミが流れ悪くしてたなー。でもカミナリの特徴だからなー。難しいところでさーね。

 

23 相席スタート 国際結婚

 ケイさんいつもより少し綺麗に見えちゃった。でもメガネの方がいいかも。そういう問題じゃないけど。

 

24 アンゲラー 母親の誕生日サプライズ

 

25 藤崎マーケット 勇者と魔王

 

26 アイロンヘッド 発電機

 発想が素晴らしかった!そのあとのボケもそれに負けじとウケてました。

 

27 ニューヨーク おじさんのカフェ

 

28 ビスケットブラザーズ 子育てアドバイザー

 このコントのアドバイザーみたいなキャラ大好きすぎた。今日の中では一番面白いキャラだった!けど会場のウケはぼちぼち。2本目頑張ってくれ!決勝でもう一回見たい!

 

29 ラバーガール バイトの面接

 いつものラバーガール。やや卵のくだりが飽きられちゃったかもしれないけど。

 

30 ロッチ ダイエット企画

 2年前のKOC1本目の試着室のネタを引きずりすぎ。それに尽きるでしょう。一つのボケを引っ張るってのは確かにすごかったし、去年はそれを真似するコンビがかなりでたみたいだけど、あれは中岡のあの姿勢と声あってのもので、その焼き直しのようなもの見せられても…。その一つのボケがハマらなければ、残り4分弱ツラいし。ロッチってたくさんいいネタあると思うから明日にもう一度期待ですよ。でも一般受けならもしかしたらするかもだからKOCの審査員ならやりかねないかも…。

 

31 クロスバー直撃 爆弾サプライズ

 小道具の凝り方でいうと、チョコプラと戦ってたねー!でも小道具からの発展があったという点ではバー直の方がやや上手の気が。綺麗に決まっていました。いいサプライズ。

 

32 うしろシティ アイドルオタク

 自ファンの悲鳴(黄色い声援)に邪魔をされるという最悪のパターン。最初かなりそれで空気が悪くなって、後半かなり盛り返したけど本当に可哀想な感じに。ただそれがなくてもそこそこの出来だった気もしないでもない。明日次第!

 

33 トップリード 社内恋愛

 結構好きだからすべちゃって残念。でもサンドリが楽しみになるからいいか。明日は思いっきりやって、めちゃめちゃウケてほしいな。

 

34 や団 ペンション

 

35 さらば青春の光 居酒屋

 面白かった。さらばっぽかったねー!本当に良かった嬉しかった。森田のフレーズも決まってて。

 

36 アキナ 魔界ハンター

 

37 パーパー 卒業式

 最近かなり売り出されてて、どの番組でも見るけど、その活躍以上にウケてて面白くて最高だったなー!初っ端のフレーズがはまってもうそこから最後までパーパーワールドで突き進んで行きましたよ。ここも当確でしょう。

 

38 わらふぢなるお メンズエステ 9

 心の声が聞こえるコントって他で見た気がしたんですけど勘違いですかね。まあそれでも面白かったですよ。胸毛がボーボーのとことかしょうもなくて良かったです。

 

 

 

 ってことで1日目の個人的な得点順に、近年の傾向である決勝10組と仮定して並べると

 

さらば青春の光

やさしいズ

ジャングルポケット

パーパー

GAG少年楽団

うるとらブギーズ

わらふぢなるお

ななまがり

卯月

ゾフィー

 

 ってことになりました。ただ!ただ!KOCの予選審査は本当に面白い順、ウケた順にはいかないというか、このままだとバランスが取れてないのであんまり準決勝でウケなくても決勝に上がる可能性があることを考えなければいけないのです。ということで、いろいろなバランスを考えた初日だけで判断する決勝進出者は以下。

 

さらば青春の光

やさしいズ

ジャングルポケット

パーパー

GAG少年楽団

卯月

ジャルジャル

アキナ

にゃんこスター

ロッチ

 

 です。てか普通に難しいな。まだみんなほぼ同列だと思うんですよ。さらばとかジャンポケはもうほぼ確定でいいでしょうけど。個人的には

 

(1)さらば、ジャンポケ

(2)やさしいズ、パーパー、GAG、うるとらブギーズ

(3)わらふぢなるお、卯月、ななまがり、ゾフィーアイロンヘッド

(4)アキナ、や団、クロスバー直撃、ラバーガール、ビスケットブラザーズ、カミナリ、ジャルジャル、ザ・ギース、Aマッソ、かまいたちかもめんたる、にゃんこスター、ネルソンズアンガールズうしろシティ

 

 というグループでごちゃごちゃしてると思うし、その差はほとんどないように思えるので、明日の2本目次第ではこのグループがごちゃごちゃになってトップ10が全く変わる可能性があるという楽しみな状況!明日終わってからまた予想したら全然違う結果になってるかも、ってかなってるでしょう。明日の2本目どんなネタが見られるのかすごい楽しみです。ということで明日は12:30〜というかなり早めのスタート。おやすみなさい。

2017.8.24 「君の膵臓をたべたい」

 ついに観てきました。

 

 

                                                                                 

                                                              

                                                              

 

 

 

 

 

 

 

 今までで一番泣いた映画でした。今でも思い出したら泣きそうなくらい。それなりには映画見てきたつもりだけど、ついに長らく泣いた映画ランキング一位の座にあった、「STAND BY ME ドラえもん」を圧倒的に追い抜いて大号泣の映画に。後半の45分くらいかな?そこらへんからもう止まらなくなって、最後までずっと号泣。泣くってよりも号泣。ハンカチで口抑えて、嗚咽が漏れて周りの人に迷惑かかないようにするのが30分ぐらい続いたのは初めて。これまでの人生でもこの経験は初めて。

 あまりにも根源的な課題を突きつけられ、そしてそれは今までもこれからも解決できそうにないもの。僕はもうスクリーンで描かれた世界の中に佇むしかなかった。まだ心は、違う時間軸で動いているよう。

 いやー、あんなに泣いたの初めて。普通に呼吸したら音が漏れて迷惑かけるほどになるとは思わなかった。素晴らしい映画でした。画が綺麗なのは、監督さんの特徴らしいけど、あらゆるものが一つを表現するためにあるように綺麗な映画。もう一回見に行こう。

 もう一回観に行ってきっと追記します。構成的にうまく全部書けなかったのもあるし。

 

 

 

 

※以下ネタバレあり※

(このブログ全体で、ネタバレあり=もし読むなら鑑賞後に読んだ方がいいよ、ってことです)

 

 まずは一応公式HP。あくまで一応。

kimisui.jp

 

 んー!これは僕にドンピシャの映画だった。青春映画とか小説とか好きなんだけど、なぜだろうと考えた時にいつも頭に思い浮かぶのは「自己投影」。ももクロ好きになり始めたのもきっとこれ。自分の青春でやり残したと後悔している未消化分、物理的に不可能だった分。これらを他の何かに委ねている気がする。一個しか一度しか過ごせない青春時代でも、過ごしたい理想の青春時代パターンはいくらでもある。映画見た時にこんな人になりたいって思う。でも自分じゃ無理だ。アイドル見た時に自分もこうやって人を惹きつけたいと思う。でももうダメだ。だからってそこから目を背けるわけにはいかない。そういう空間が好きだから。もしかしたら、今からでも可能なのかもしれない。でもそのためには必ず犠牲にしないといけないものが出てくる。僕にはその犠牲を払う勇気がない。成功するかもわからないというのも二の足を踏ませる。

 それだから、僕は自分をその世界に投影することで満足しようとする。その行為自体、行為後の爽快感というかやり切ったという感じがまるで一つの青春を自分が過ごしたかのように感じる。これが青春という存在を好む理由。いい言葉で取り繕うと自己投影だけど、単なる未練でもあるが。

 

 大切な人、生、死。最近頭をぐるぐる駆け回っているテーマ。この映画を観て思うのはやっぱり「生きていないと想うことしかできない」っていうこと。

 もし大切な人が自分の元から離れて行ってもう連絡が取れなくなって後悔しても、生きていればまだなんとかなる。なんとかならないとしても行動することでもしかしたら諦め切れるかもしれない。

 

 でも死んでしまったら。この世にいなかったら。

 

 思い出が過去形になる瞬間、それが現在形になることがない瞬間、想うことしかできなる。

 余命宣告を受け、死をある程度受け入れている桜良にとってはもうその瞬間は見えていた。でもその瞬間を彼女を味わうことはない。彼女には残された時間を全うするしかない。

 今まで不安を見せてこなかった彼女が吐露した初めての死への恐怖。強さを見せる人の隠された弱さ。強さという虚勢をはることで弱さを隠す、ということは自分でもよくある。弱い部分を知られたくないけど、知って欲しくもある。でも変な心配もして欲しくない。この自分ではどうしようもない気持ちをうまく、それも意識せずに自身が自然体で対応できたのが【僕】だった。だから桜良は彼と余命までの日々を共にしようとした。弱さを周りに感じ取られている人が内に秘めている強さ。人を助けられる強さ。これが彼の最大の武器にして、上手く発揮できないという点で弱点だ。でも彼女といることで彼はより良い方向に向かう。

 

 

 誰か自分を変えてくれる人と出会えること、自分に刺激を与えてくれる人に出会えることは極上の幸福ではないか。僕自身、高校時代にある人と出会い、今までの自分だと見ることのできなかった世界を見ることができた。それは自分にとってとても幸せな経験だった。

 

 大学生となった今。もっと様々な人と出会い、この限られたモノトーンの時間が色付いていく経験をしていきたい。そのためには、死なないことだ。誰一人死んじゃだめだ。みんなで生きて、その時を迎えたい。周りの人と笑顔で迎えたい。

 

 

 この映画に出会えてよかったと心から思う。こんな素晴らしい経験をできるのも生きているからだ。明日の命があるのかは誰もわからないのだから。

 またもう一回見にいこう。それまでは必ず生きよう。結婚して子供も産みたい。普通の幸せを得たかったのに、そのチャンスすら得られなかった人がいるんだ。明日のこともわかんないのに何年も先のことなんてわかるわけない。でもわからないならわからないなりに今を生きて、その生の積み重ねで孫が産まれるまでは生きよう。

 

2017.8.8 「心が叫びたがってるんだ。」

※すぐネタバレあるよー※

 今日は、新宿バルト9へ。もう公開から結構日にち経ってるのか、意外と上映館数が少なくてスケジュール立てるのに苦難しましたが、まあ見ないとダメでしょってことで。

 あらすじ(かなりネタバレあるね)はこんな感じ。

他人と本音で向き合うことができない高校3年生の坂上拓実は、クラスの担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命されてしまう。一緒に任命されたクラスメイトの成瀬順は、幼い頃のトラウマのせいでしゃべると腹痛に襲われるため文字でしか他人と意思疎通できず、同級生からは変わった子だと思われている。担任の提案により、交流会の出し物はミュージカルに決定。そのヒロインを務めることになった順は、拓実のある言葉をきっかけに、これまで心に閉じ込めてきた自分の本当の気持ちを歌にして伝えることを決意する。

(映画.com(http://eiga.com/movie/86707/)より引用)

 一応公式HPも。

kokosake-movie.jp

 

 

 いやー終盤普通に泣いちゃったじゃんかー。ずるいよ。あんな愚直に子供の成長見せてそれ見守る親の構図とか出されたら泣いちゃうじゃん。ってことでいい映画だったことには間違いなかったです。芳根ちゃんも相変わらず可愛かったです。王道って感じで見やすかったし、特段大きな仕掛けがある訳ではないし、みんなの想像通りな進み方なんだけど、まあよかったですよ。ほんとうまく言えないなー悪く言いたい訳じゃ全くないんだけど今までで一番褒める感じでもない的な。

 

 成瀬順が中心に話が進んでいく。拓実によって彼女の扉が開いていき、彼女によって他の3人も本当に言いたいことっていう扉が開いていく。これは完全に4人の物語だったし、ただ成瀬順が象徴として置かれてただけとも言えるかも。それぐらい他の3人に感情が入りやすかった。

 

 

 言葉は戻ってこない不可逆なもの。よくわかる。一度何気ない感情で発した言葉が相手を傷つけてしまうことがある。自分自身も何度か傷つけてしまったことがある。もしかしたら自分が気づいていないだけで、他にも傷つけてしまった人がいるかもしれない。いずれも自己中心的な考えだったと思う。それか何も考えずに発した言葉だったか。でも発してしまった以上もうどうしようがないし、自分は忘れられたとしても相手は忘れられないものかもしれない。逆に、自分が忘れられなくて相手が忘れてしまっているものかもしれない。どちらも覚えていたり忘れていたりするかもしれない。誰も答えはわからない。だって覚えているのか、忘れているのか、その事実は言葉に出していないから。

 言葉は発すれば戻ってくるものではないが、発しなければ誰にも届かない。発さないとわからないから悩み苦しむ。

 

 

 

 あと、心「が」叫ぶっていうのと、心「を」叫ぶっていうのは違うことだよなーって途中から考えちゃった。心は叫ばない。でも私が「心を叫ぶ」ことはある。

 映画の中でも一応パンフでも確認したけど、「心は叫ばない」→「心は叫んでる」→「心が叫び出す」→「私は叫ぶ」になってる。順が書いた本だから順の心の流れと一緒なんだけど、拓実と会って「心」は動き出す。そして心「は」叫び出す。でも身体「は」叫ばない。そして、心「が」叫び出す。その頃には歌であっても自分のことが少しずつ表現できるようになっている。だから心と身体が一致するようになってきた。自分がしたいこと伝えたいことが口に出せるようになってきた。でも、拓実が仁藤のことを好きってことを知ってしまう。そのショックで今まで心と身体をつなぎとめてきた歌が失われた順。ミュージカルを無断欠席して、彼女が心を叫べなくなった原因であるラブホに籠もる。そこに現れたのが当の拓実で、彼が順の心と体をつなぎとめる役割を担い、彼女の叫び出していた思いが口に出された。「心が叫び出していた」状態に拓実が現れて実際に「私は叫ぶ」状態になった。個人的に、「は」だと受動的な印象を受けるが、「が」だと能動的な印象を受ける。だから、心「は」叫んでいる だとより何かに頼っている感じがするけど、心「が」叫び出す だと自然と心からの思いが出ているような印象。

 順にとっては拓実が触媒になってるけど、拓実、仁藤、田崎にとっては順が触媒。最初はあんなに誰ともコミュニケーションが取れなかったのに。成長だね…しくしく思っちゃうね。

 

 

 

 ってな感じで終わろっかなー。なんかいつもに増して雑多で散らかった感想になったけどいいでしょう。もともとそんなもん。あと短めに終わらせたかった。ちょくちょく書き足すかもしれないなー。

 

2017.8.6 ももクロ夏のバカ騒ぎ2017 -Five the Color Road to 2020- Day2

 久々の更新。本当は一個下書きしてるんだけど、かなり長くて全然終わらないからもう少ししたら公開します。

 

 ってなことで今回は、ももクロ恒例の夏の野外スタジアムライブ!!!!もう半端じゃないくらい最高!!!土曜には小学校からの唯一とも言えるほどの親友がOCに来てて(理由はね…)、泊まりでずっとお笑い番組見たりお話ししてたりで、日曜はその友達と別れて、運スタのOCの活動を午後2時半までやってそのあと急いで味の素スタジアムに向かいました。かなりギリギリになっちゃったから物販も行ったけどほぼ売り切れてた…このライブの扇子めちゃめちゃおしゃれだし、記念のTシャツも買いたかったなー。本当無念。あとできっとファンクラブ通販あること願う。でライブは17時スタート!そんでもって21時ちょい前終わりでがっつり4時間弱。でも今回はほぼダレることなかったなー!基本的にスポーツが好きだからってのもあると思うんだけど、桃神祭とかに比べたら着替え時間も休憩できずにずっと楽しめるライブになってた。素晴らしかった。セトリも最高。ってことでとりあえずナタリーさんのレポートを。お分かりの通りかなりオタオタしいブログになりまっせ。

 

natalie.mu

 

 いやーまず10万902人来たのすごいな!!TIFと被ってた日程なのにTIFの9万人超えるとは…!数字上でもまだまだ衰えてないのを示せてるし、ライブ見た限りだとまだまだ進化するねー。本当に夏のスタジアムライブは最高。めちゃめちゃ西日を浴びて暑い中でライブがスタートして、だんだん暗くなってペンライトで会場が綺麗になっていく感じとか味わえるのこの夏ライブしかないし。ギリギリまで悩んだけど行ってよかった。

 

以下セトリ(ナタリーさんより)。

 
8月5日公演

SE. overture ~ももいろクローバーZ参上!!~
01. Survival of the Fittest -interlude- ~ BLAST!
02. サラバ、愛しき悲しみたちよ
03. 上球物語 -Carpe diem-
04. DECORATION
05. 境界のペンデュラム
06. 労働讃歌
07. 何時だって挑戦者
08. PUSH
09. ココ☆ナツ LIVE ver.
10. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
11. 全力少女
12. JUMP!!!!! LIVE ver. 関東学院中学校高等学校マーチングバンド
13. オレンジノート
14. ゴリラパンチ
15. もっ黒ニナル果て
16. 桃源郷
17. BIONIC CHERRY
18. 行くぜっ!怪盗少女
19. 走れ!
20. 桃色空
21. Hanabi
22. ワニとシャンプー
23. 希望の向こうへ
<アンコール>
24. コノウタ
25. バンド紹介(Link Link)
26. HAPPY Re:BIRTHDAY

8月6日公演

SE. overture ~ももいろクローバーZ参上!!~
01. 境界のペンデュラム
02. 天手力男
03. ゴリラパンチ
04. CONTRADICTION
05. Survival of the Fittest -interlude- ~ BLAST!
06. ザ・ゴールデン・ヒストリー
07. ココ☆ナツ LIVE ver.
08. 黒い週末
09. 何時だって挑戦者
10. PUSH
11. Chai Maxx
12. JUMP!!!!! LIVE ver. with 関東学院中学校高等学校マーチングバンド
13. D'の純情
14. ワニとシャンプー
15. もっ黒ニナル果て
16. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
17. キミノア
18. 行くぜっ!怪盗少女
19. 走れ!
20. 桃色空
21. 青春賦
22. MOON PRIDE
23. 白金の夜明け
<アンコール>
24. ツヨクツヨク
25. バンド紹介(Link Link)
26. あの空へ向かって

 

 

 行ったのが8月6日のだからそれ中心に。

 まず一曲目がれにちゃんセンターの新曲!かっこいいしいい曲だった!新曲だったのにもうコール出来上がってたのに焦ったけどなんとか二番からはついていけたー。しかしいい曲ってかいいシングルだね!これ表題曲じゃなくて、表題曲は5曲目の「BLAST」なんだけど、一貫してこのシングルはスポーツとの融合がテーマになって応援歌になってる。ヒャダイン曲だけ異彩を放ってるけど…!これぐらいはっきりしたコンセプトシングルなかなかない気がしてすごい気持ちよかったなー!そこにももクロらしい音楽性がある気がする。直球のよく受けそうなリズムと調でいい感じの歌詞を並べるんじゃなくて、あくまで攻めていく独特でありながら何回も聴きたくなるような感じ。1回目聴いた感じだと少し?マーク浮かぶけど、何回も聴くと本当にいい曲で練られてたんだって気づくんだよねー。今回も素晴らしかった。

 んでライブは続いてゴリラパンチ!CDで聴いてただけだとただのコミックソングなんだけど、めちゃめちゃライブ映えしてたねー!!めちゃめちゃ楽しかった!杏果センターだったけどすごい合ってたなー。こういう曲でもまた違う一面見せられてもうだめだねー!こんな楽しい曲久しぶりだなー5thだとこういう曲なかったから嬉しいなーついにチャイマに並ぶライブ曲来たなーって思ったら、そのあとにチャイマきて結局チャイマ最高楽しすぎってなるんだけどね。

 コントラも最高だった!国立2日目のアンコール一曲目がコントラでめちゃめちゃアガったのを思い出したー!最高に熱い曲。ここまででもこんないい曲だらけだから夏の箱はやめらんない。

 そのあと、ザゴールデンヒストリー。これこんないい曲だったんだってほどいい曲だった。ちょっと途中でうるっときちゃった。ももクロここまで来たんだよなーってのを大勢の観衆見渡しながら聴いてたら。楽しい曲。好きな曲多すぎる最近ので。

 ココナツも黒週もpushもチャイマもワニシャンもモーレツもいつも通り最高。やっぱももクロってライブアイドルだよなーって再確認させてくれた。

 Dの純情は久しぶりに聴いた気がした。JUMPも夏にたまにやる印象。静岡のエコパでやった以来かな。ドラマ思い出して懐かしい思いが。生で見るために、あの時の自分にとっては割と頑張って起きてた印象が…懐かしい…。

 もっ黒は聴き始めは上辺だけで流行に乗っただけののラップ曲だと思ってたけど、やっぱ最後にはよくできてていいインパクトになってるなーって思った。ライブ自体を楽しく落ち着かせられるいい曲。やっといいラップ曲に巡り会えたねー今まで少しスベってた感否めないから笑。

 そして、キミノアトで泣いちゃった。ももクロライブで泣いたのは、国立でみんなが夢叶えて登場して来て二曲目終わるまでずっと泣いてた時以来だったなー。さっきまで楽しい楽しいが占有してた我が心が、不意に悲しいにもっていかれる。もう何が何だかわからないもんです。

 そのあとの怪盗少女は安定。あーりんわっしょいも歴史に刻むはこの飛翔も感電口上も忘れてなかった自分に感動。やっぱ染み込んでました。現場行ってなかったからって抜けるもんじゃない。

 走れは相変わらず綺麗なペンライト。もうZバージョンの走れしかやらないのかなー。無印の走れも好きなんだけどねー。

 青春賦は最後のハモリがすごい上手くなってた!すごいいい曲だし、トップレベルで好きな曲。ももクロ主演映画「幕が上がる」が大好き人間なので、特に思い入れが。またライブで聴けてよかった。

 アンコールovertureも本当久しぶり!あのアンコール一番楽しい。あの音源欲しい。

 そしてアンコール明け一曲目がツヨクツヨク!ももクロ唯一のタオル回し曲!もう楽しすぎ!ツヨクーツヨクー溢れる想いーいーつーかーあなたへと届けたいー♪だよねー!!最高のアンコール始まり。

 そして最後は、予想通りあの空で終了。この曲は言うことなし素晴らしすぎ殿堂入り。

 

 他にも全力少女とか労働讃歌とか聴きたかったなーって思ったら1日目にやられてた。さらにBCもオレンジノートもコノウタもやってた。1日目も2日目も最高じゃんね!やっぱライブはできるだけ行くもんだよねー。ってことでこれからもできるだけ足を運ぼうと思えた最高のライブでした。本当に最高。文句言えない。あえて1つ希望言うなら笑顔百景がそろそろ聴きたいなーってこと。笑顔百景の底抜けに明るい感じ大好きなんです。本当にそれぐらい。

 あと、島田和正さんと言うフジの音楽ディレクターの感想がこちら。

こういうエンターテインメントを魅せられるのがももクロだよなぁと再確認。 いろんなアイドルのライブを見るけど、ももクロほど可愛いとか男心をくすぐる方向ではなく、純粋にエンターテインメントとして楽しめたり、笑えたり、盛り上がれたり、泣けたりするライブはない。 #ももクロ夏2017 

(島田和正@kazu0312 より引用)

 本当にこの通りだと思う。ただ見てるだけで幸せになれるというか。参加するだけでもう楽しめるし、そこに無駄な邪な感情はいらない。最高でした。ありがとうございました。

 次は杏果の日本武道館ソロコンに行きたいし、大箱はももクリかな。とにかく次が楽しみ。

 

 あと、ライブ前にちらっと見たしゃちほこのライブも最高に楽しそうだったし、エビ中のライブにもすごく行きたい。やっぱスタダで決まりだな。

2017.7.14 「メアリと魔女の花」

※ネタバレないよー※

 ちょっと前回のエントリー長くなりすぎたなー。まあシリアスな話題だったからしょうがないか!前回1000字以内に収めようとしたら3193字あった。一番最初の記事から、2506字→2607字→3208字→4203字→3193字だった。今回は1000字以内に。

 

 てなことで今日は「メアリと魔女の花」観にTOHOシネマズ新宿へ。あ、インスタから飛んできた皆さんこんにちは。ここまで演劇とか映画とか本の記事しかあげてないけど、これからはもっと緩くなって行くよきっと。だからたまーにでものぞいてみてね。映画とか演劇とか鑑賞したときは基本記事あげるけど。自分のために。そこんとこは最初の記事読んでおいてね。暇な時でも。

 

okko1101.hatenablog.com

 

 TOHOシネマズデーはありがたい。ファーストデーも基本行くけど、さらに安く行ける日あるの感謝。メンズデーも作って欲しいです。ついでに男性専用車両つくって欲しいです。

 

 今までの自分の人生で、メアリみたいなアニメ映画はターニングホイントになってる感じがする。バケモノの子秒速5センチメートルを一緒にみたことで今までの人生はガラリと変わって、色鮮やかな世界を見させてもらう始まりになったし、SINGが元サヤのきっかけになった。まあそのSINGのせいってかそのあとの自分の選択が自分が相手より至らない人間だったことをまざまざと思い知らされたんだけどね。こういうこと書いてたら1000字どころじゃない!まあいつでも喋れるし。

 で、それゆえ今回はこの映画が観たい!ってなって観てきました。あと、心がほっこりしたかった。

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 あらすじはこんな感じ。って載せようと思ったんだけど、ちょうどいい長さのあらすじなかったし、今回あんまり内容に言及しないから載せなくてもいいでしょう!あとここまで読んでくれてる、読んでくださってる人、方々は今更あらすじとか大丈夫だと思った。てかあらすじとか調べない方が面白いよきっと。さっき覗いてみたら結構深く書いちゃってるあらすじもあったし。

 

 観ているときは二回うるっときて、観終わってセカオワの曲流れてる時にもう一回うるっときた。なんて言えばいいのか難しいけど、ジブリとかああいうアニメの映画は結末が正直見えちゃう。結末の裏切り方とか細かいディティールの伏線回収とかはあんまり見えない。むしろいらない。それは理解した上で、観て面白いかっていうことな気がする。主人公のことを何も考えずに応援する。その流れが心地よくて観てしまう。

 アニメ映画見に行く時はそんな気分で観に行く。晩年のいいとも見る感じ。悪く言えばマンネリだけど、いい意味で安定していて、少し仕掛けもある。今回のメアリもその期待に応えてくれました。すごい観ていて気持ちが入っていきやすくて、こういうの観にきたんだよなーって思いました。もう心の中で「頑張れー!」って思ってました。あと映画は音楽との親和性が高いとさらに良く見える。劇中歌もだけど最後のセカオワの歌もすごいよかった。そんな感じで、今回の記事は短く終わると思った。

 

 あと、これは一人で行かないほうがいいねー!TOHOシネマズデーだったこと急に気づいてチケット予約したから一人だったけど、本来複数人で見たほうがいいと思う。特に、カップルじゃないちょうどいい感じの男女二人がいい!!最初に好きになったほうが、押していって少しずつアプローチかけている頃に敢えて少し引いてみることで相手の反応確かめてるころの二人!引いてみても相手が離れないで付いてきてくれてるの確認していける!って自信持つかどうかのあたりの二人!これがいいと思う。深く考えないでいいから、見るだけで終われるし必ずいい終わり方になるからねー。

 7/8から公開なのでまだまだ時間あるから、ぜひ劇場に足運んでみてください!

 

 

 予告編見てたら、キミスイでうるっときたから見に行くし、ここさけも一応見に行く気がする。君の膵臓をたべたいってキミスイって言うんだね。なんだかんだ忙しい今月。嬉しい忙しさ。よしテスト勉強頑張ろ。次はきっと7/28の演劇。いやその前に3日間帰省するんだった。

 

計1725字

2017.7.8 「殺人犯はそこにいる」(清水潔)

 「死」とは不可逆で、理不尽なものだと思う。たとえ満足した一生を送ることができ、満身創痍な老体の死であっても全員がそれに納得することはあるのだろうか。そこには必ず多かれ少なかれ理不尽さが付きまとうのではないか。理不尽というか、後悔か。

 私は、身近な人の死を二度経験している。これを多いとみなすか少ないとみなすかは自由だが、こんな経験少ない方がいいに決まってる。正確にいうと三度なのだが、その方は小学の野球のクラブチームの会長的な立ち位置で、選手とは距離があるタイプの人でいつも名前を呼び間違えられていたので今回は含めない。もちろん悲しいことには間違いない。

 二度の経験のうち、最初が高一で、隣に住んでいて小学生低学年あたりによく一緒に遊んでもらっていたおばちゃんだった。部活や勉強で忙しくなってからは挨拶しかしなくなっていた。二回目は高三の秋で、弓道部のコーチだった。部長という自分の立ち位置的にかなり話す機会はあったのだが、論理的に破綻している気分屋的な傾向のあるコーチだったので、この代では自分含め副部長などもあまりよく思っていなかった。

 このお二方の死の知らせを聞いた時、ご冥福を祈る気持ちと共に後悔、やり切れなさが湧き上がってきた。そして、死という避けられない仕組みへの怒りとでもいうようなものが生まれた。どうしようもないものなのに。近所のおばちゃんもコーチも病気を持っていた。

 

 おばちゃんとはもう少し色々なお話がしたかったと思う。小学生の時はあんなに手を焼いてくれたのだから、せめて大学に入り、立派な大人になるステップをほんのすこしでもいいから見せたかった。

 

 コーチには大学に無事合格したことを伝えたかった。部活現役の時、自分たちの代がコーチを嫌っていたのと同じぐらい、コーチからも嫌われていると思っていた。指導も一個下の代を中心にしていたし。嫌っていたのに、コーチが指導しないと不満を持つのはおかしいと今では思うが、あの時は鶏が先か卵が先か的な感覚だった。だから引退した後も弓道場に顔出すのは、この代全体が避けていた。行ったとしてもあのコーチに受験もどうせダメだろうとか嫌味言われると思ったから。

  引退した後11月に偶然再会する機会があった。学校行事として行われた講演会を聞きにきていたのだ。真っ先にコーチを発見してしまった私は、あまり見つからないように入場していた。クラスメートも周りにいる状況だったから。しかし、やっぱり当たり前に見つかった。目があった。無視するのもバツが悪い気がしたため、会釈を一応程度にした。そしたらコーチが「大学進んでるか?」と問いかけてきた。恥ずかしくなって、愛想笑いをしてその場を立ち去った。その約10日後、コーチは亡くなった。昔から冗談のように「俺は癌だから帰り道で死んでるかもなー。明日来れないなー。」と言っていた。翌日必ずと言っていいほどコーチは来ていた。だから死なないと思っていた。明日も明後日もいつもの調子で厳しいこと言われるんだと思っていた。亡くなったという一方が届いた時、真っ先に頭の中に浮かんだのが「大学進んでるか?」という言葉。あの時は、意味わかんないなーで片付けていた言葉。亡くなってから気づいた。あんな嫌っていたのに、嫌っていたはずなのに、自分のことを心配してくれていたということ。自分で勝手に嫌味を言われると思っていた、思い込んでいた。部活ではうまくいかなかったけど、背中を押してくれていた。そのことに気づかず、幼稚な対応をしてしまった自分に腹がたつ。でもその後悔はもうどこに行ってくれるわけでもなく、自分の中に居続ける。だって、もうあの方はもう存在していないから。会えないから。「無事合格しました!」の知らせを伝えられない。応援してくれていたことに気づかず、あの方との関係は終わってしまった。

 

 こうやっていつも終わってから気づく。失ってからその大切さに気づく。

 

 「死」とはそういうものだ。人間愚かだが、そういう運命なんだと思う。今回の本「殺人犯はそこにいる」に描かれていることは全て事実である。実際に起きたことである。北関東連続幼女誘拐殺人事件。親の元から離れた一瞬が狙われ、五人の少女が誘拐された。そのうち4人は遺体として発見され、一人は未だに行方不明である。5つの事件のうち、3つはパチンコ店で起きている。親が一緒に子供を連れて自らが娯楽にふけっている間に起きたのだ。

 被害者のご冥福をお祈りする。悔やんでも悔やみきれない。遺族の親御さんは、なぜあんなことをしてしまったんだと思っている。何事もなかったら「パチンコ楽しかった」で終わったことだが、愛する娘を失って、自らの行動を悔いる。ただ、この行動は誰にも責めることができない。責めるなら犯人を責める他ない。子どもの行動を全て監視することなど不可能だ。

 

 この本の著者である、清水潔氏も娘を失っている。交通事故という点で若干の違いはあるが、遺族に近い立ち位置である。彼は日本テレビの社会部の記者であり、この事件の犯人を許すことができないというただ一点の想いでこの事件に取り組んでいる。記者の範疇を超えてまでも解決しようともがいている。この生き様が半端じゃない。私が今まで想像してきたような正義感を超えたところで動いている。 

 そして、著者のその正義感が文面からありありと伝わってくる。一見素人の目からすれば、とっかかりのないように思える事件だが、泥臭く事件の真相に迫っていく姿はまさにヒーローだ。読者は、戦隊モノで悪者を倒すヒーローを応援するかのごとく、勧善懲悪の世界に入り込んで行く。

 

 P45にこのような記述がある。

 私はその資料を開くと、その意味するところに気づき、固まった。メディアも司法関係者もほとんど誰も注目してこなかった事実のようだった。(中略)

 そこから立ち上がるのは一人の男の影-ある「推論」が私の脳を直撃する。

(P45 第一章 動機より)

  「いいぞー!誰だその男は!ゾクゾクしてくるミステリーだなー。著者よ、早くその答えを教えてくれ。」

 そう思った次の瞬間、ふと気づく。これはノンフィクションでミステリーなんかじゃない、と。実際に5人の少女が被害に遭っているのだ、と。

 

 この本は読んでいて気持ちのよい結末を迎えるわけでもない、この人の取材ルポのようなものだ。小説の方が爽快な読後感があるだろう。しかし、この本には知らなければならない事実が書いてある。小説の持つカタルシスよりも大事なものがある。

 司法の持つ不合理さは何度か本などを通して触れたことがあったため、この本から目新しいことを学ぶことはなかったが、それでも本来救ってくれるはずの存在に見捨てられる現実は目を背けたいほどだ。特にこのケースだとそれが顕著であった。

 この本は、警察や裁判所とは逆の立場から書かれており、かなり痛快で、読者に対して、それらへの怒りを覚えさせるものである。。しかしこれが全て正しいとも限らない。一方的な視点から書かれているからだ。読む者も試されている気がする。この本を読んで、実際に起きている事実、著者の生き様に触れることができてよかったと思っている。

 

 

 すごい距離の近い人の「死」にはまだ直面したことがない。そんなの一生経験したくない。どんな思いをするかも経験したくないし、想像もしたくない。その人を失ってもう二度とこの世で会えなくなって、もっとあんなことしたかったな、あのこと話したかったなとか思うのだろうか。そんなの嫌だ。どうしようもないことなのに。

 ときどき「幸せ」ってなんだろうって思う。死の逆の概念の幸せって何だかわからない。でもそれって、幸せだからわかんないのかもしれない。幸せを失った時に、幸せの大切さに気づく。そうだとしたら、今、僕はあいにく幸せだ。